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機械翻訳の品質は改善を続け、リンギストへの機械翻訳の出力結果の編集またはポストエディティングの依頼は増加しています。しかし、機械翻訳の品質には未だかなりの差があり、コンテンツの種類や言語ペアといった様々な要因に依存します。低品質の機械翻訳結果の間に、わずかな編集のみで済むセグメントやポストエディットをまったく必要としないセグメントが混在するなかで、リンギストはすべてのセグメントに目を光らせ、それぞれどれくらい編集するべきかを判断していく必要があります。これにより多くの時間が浪費されます。
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リンギストが翻訳メモリマッチの品質スコアで時間を節約していることは知られています。機械翻訳にも同じことが提供できるはずです。当社の人工知能チームが動き出しました。機械翻訳品質評価(MTQE)はMemsource Translateに搭載され、プロジェクトに最適なエンジンを自動的に選択し、品質が高い翻訳を早くかつ容易に実現する機能です。
機械翻訳品質評価(MTQE)
TMマッチの活用と同様に機械翻訳を活用します。MTQEの使用により、品質スコアはポストエディティングを行う前に自動計算され、機械翻訳から推測を取り除き、ポストエディティングがより効率良くなります。
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機械翻訳の推測を取り除く
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翻訳業務の迅速化
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機械翻訳エンジン品質の評価
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ポストエディティングの手間を予測
この機能は、90言語以上のペア、およびMemsourceがサポートするすべてのMTエンジン で利用でき、Memsourceのすべてのエディションに対応しています。
初期テストによると、サポートされる言語ペアについて、MTQEは機械翻訳された箇所の最大60%の箇所で75%から100%までの品質スコアを提供できることが示されています。ポストエディットのコストを最大10%削減できることになります。
MTQE品質スコアはすべてのMemsourceエディタで利用できます。MTQEバージョン2では、4つのスコア分類があります:
100% MT
完璧なMT出力で多くの場合ポストエディットが不要
99% MT
ほぼ完璧なMT出力でポストエディットが必要となるのはおおよそはフォーマットや句読点の小さな問題です
75% MT
高品質なMT出力でポストエディットを行うに値します
スコアなし
スコアがない場合は、MTの出力が低品質である可能性が非常に高いです。一般に、この出力はポストエディットしないで参照用にのみ使用することをお勧めします。
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